日々の泡沫

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独立記念日


何時のことだったか
もうすっかり忘れてしまったけれど

父も母も
人間なんだな

そう思った瞬間があった

衝撃だった

おとうさん
おかあさん

という
未だによく理解できないままでいる
一般的な名詞で
今でも猶そう呼び続けている父と母にも
名前があり
それまで生きてきた
生々しい人生があり
一人の人間なんだな

そう思った瞬間が確かにあった

その何とも言えない
衝撃の手触りは
今でも生々しい

何時のことだったか
もうすっかり忘れてしまったけれど

その日が私の
独立記念日
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by hibinoutakata | 2008-09-29 00:07 |

未来


一寸先は闇

ぐるぐるぐるぐる
まわってみても

わしゃわしゃわしゃわしゃ
もがいてみても

おそるおそる
一歩踏み出してみたって

一寸先は闇

未来は
真っ暗闇の中

明るい未来なんて
存在しない

在るのは


明かりを灯すのは


誰も代わりに灯してなんか
くれやしない


に明かりを灯し
灯し
灯し
灯し



振り返った時
そこは
どんな光景が広がっているだろうか
どんな光景になってしまっているだろうか
どんな光景になっていてほしいだろうか

一寸先は闇

未来は
真っ暗闇の中

明かりを灯すのは

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by hibinoutakata | 2008-09-28 23:58 |

4分間のピアニスト


うん

これまで
そこまで
映画を観てきてないけれど
5本の指に入ります

よかった

ピアノ系に弱い
というのもありますが
名作

だと思います

つくづく思うのは

私はきれいごとしか
知らないんだなってこと

題名のない子守唄
を観てもそう思ったけれど

私は
あまりにいろいろなことを
知らなすぎる

知らなすぎる

マジョリティの線引きすら定かではないけれど
たぶん私はたまたま今のところマジョリティ
少なくとも自分ではそう思ってる
自分で思っているだけかもしれないけれど

でも
村上春樹もいっているように
たぶんその漠然とした境目は
ごくごくすい和紙の紙よりも
まだうすく

たとえばその和紙が破れて
向こう側に踏むこんでしまったとして
私はそこで生きていけるだろうか

全然話は変わるけれど
私の掌の生命線は短くプツンと途切れていて
少し離れたところからまた一本の線が出ています

どうでもいいことだけれども
昔から少し気になっていて
今日何気なく手に取った占いの本を見ると
2年後に命を落とすかもしれないくらいの
大事故に遭う可能性があるそう

思わず掌を見
まんざらでもなく
軽く寒気がしました

小さい頃から
途切れている生命線が気になって
割と掌を観察しているほうだと思うけれど
なぜだか少しずつ
それまでなかった皺が増えている気がします

手相変わんないかな
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by hibinoutakata | 2008-09-22 00:47 |

tocoro cafe



素敵なカフェを見つけました

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最近
自宅の周りを疎かにし過ぎていると
反省し

インターネットで調べてみたところ
気になるカフェが

辿り着くまでちょっと迷いましたが
歩けば10分弱のところに
それはもう
少しもずれないカフェが

tocoro cafe

ご夫婦お二人で
切り盛りしてある
小さなお店

カウンター数席と
4人掛けのテーブルがひとつ

器は石川の岡田直人さんという方のもので
tocoro cafeでも年に一回だけtocoro展をするそう

これがまた
とてもとても素敵なご夫婦

珈琲は一杯ずつドリップしてくださり
「湯割り」を頼むと
茶の湯で使われるような釜から
茶の湯で使われるような竹のお湯汲みでもって
エスプレッソを厳かにお湯で割る

なんとも斬新

でも
ご夫婦の気さくで気取らず
とても静かで謙虚な居住まいと
白壁と木ですっきりこざっぱりしたお店の雰囲気が
なんとも居心地よく


見つけた

と思いました

結局静かに本を読み
(カウンターですが読書に最適)
時々ご主人とお話ししたりしながら
2時間ほど滞在しました

帰りは回り道して
緑道を通って大好きな薄ピンクの彼岸花を見つけ
あぁ秋だな
と思ったり

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ごにょごにょした道に敢えて入ってみて
お花をいっぱい見つけたり

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意外とお家のまわりもいいね
なんて言いながら
久しぶりにのんびりいい気持ちでした

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お近くならば
愛読書片手に
ぜひ行かれてみてください
http://www.tocoro-cafe.com/
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by hibinoutakata | 2008-09-21 00:08 |

ある子供

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息子のまなざしを観て以来
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
監督が気になって
観てみました

「ある子供」
2005年カンヌ映画祭パルムドール
に輝いた作品

今回この作品を観て思ったのは
切り取っているんだな
ということ

映画が観る側に伝える手段(要素?)は
画と声と音楽
だけれども
音楽は
作る側の意志がより明確に表れる装飾物

現実の生活の中で
自然な状態で物理的には存在しないもの

この監督の作品の手触りは
映画というよりは
人間の営みそのもの

とてもストレート

私だったらここまでして生きたいと思うかな

観ている途中でふと思った
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by hibinoutakata | 2008-09-19 22:30 |

羊毛とおはな


新しいアルバムがでていました

LIVE IN LIVING '08

旦那さんにきらきらした目で訴え
いちもにもなく買ってしましましまました

だいすきなMy favorite things
のカヴァーもあり
とてもとてもいい感じ

はなさんの歌声は
ほんとうに落ち着きます

ふわふわ
ふわふわ

ひっそり

ふわふわ

聴きながらご飯を作れば
いっそうおいしくできあがりそう

栄養いっぱいの一枚
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by hibinoutakata | 2008-09-14 17:19 |

秋のこころ



水のおとが きこえる
水の音のあたりに胸をひたしてゆくと
ながされてゆくと
うつくしい世界がうっとりとあかるんでくる


                    - 八木重吉 -



夜風がひいやり心地よい
いい季節です

秋 だいすき

最近夏のあいだに多少落ちていた食欲が戻り

食欲旺盛
そして
食事作り欲旺盛

食欲がない時は
作る気力もなかなかわきませんから

今夜は
だいこんとにんじんをごしごしすって作ったドレッシングを

サラダ菜
かぼちゃ
ししとう
エリンギ
オクラ
にんじん
松の実
ガーリックチーズ

のサラダにかけ

週末なので奮発し
少しのお刺身と
少しのローストビーフとともに食しました

もちろんぬか漬けもおともに

野菜中心にご飯を食べると
身も心も洗われる心地がし
それだけでなんとなく気分がよい
単純ですが

少しづつでもいいから
たくさんの種類のお野菜を一度に
を最近のテーマにしています

そんなに手間かからないしね

無理をせず
できるところから
精神衛生管理を

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by hibinoutakata | 2008-09-13 23:16 | 詩撰集

こんな空を



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見れる季節に
なったはず


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胸にすっと落ちるような


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快晴だけど
涼やかで心地よい


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待っててもこないのかな
探しに行かなきゃだめかな
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by hibinoutakata | 2008-09-13 22:38 |

ぬか漬け

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実際すばらしい

春、出発の際に
おばあちゃんがくれたぬか
ずっと放置していましたが
やっと重い腰をあげてみたら・・・

ぬか漬け最高

たった一晩で大根がいい感じに きらきら

あっという間に漬かり上がるし
なにしろおいしい

いつも微妙に余って
結局冷蔵庫の肥しとなる
可哀そうな野菜の切れ端たちを
またたくまに食卓の主役におしあげた
救世主ぬか漬け

大根もなすもにんじんもおいしく漬かったので
今夜はかぼちゃに挑戦

セロリやうりなんかもおいしく漬かるらしいので
少しずつトライします

おいしいおむすびをにぎることのできる
手のひらになるのも楽しみで
とにかく暇さえあればまぜてます

何かと3日坊主派の私ですが
さてさて
いつまで続くことやら 笑


気負わずきままに
野菜の切れ端たちを救います
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by hibinoutakata | 2008-09-11 23:38 |

黒文字

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続けて木をもうひとつ

黒文字がすき

これは去年の冬
ずっと探し続けていた
大ぶりの黒文字を
渋谷で見つけ
周囲の奇妙な目線を掻い潜って
抱えて帰ってきた
思い出深い子

でも
そのころは飾るスペースもなく
短く切りそろえてしまったため
今年も
大ぶりの黒文字に出会えないか
今からわくわくしています

黒に近い枝の色も
枝ぶりも
その枝の先にちょぼちょぼついている
薄ピンクあるいはクリーム色の
ちいさな花も
とにかく全てがすきな
黒文字

枝が強くてしっかりしているから
楊枝の材料として使用されていて
黒文字で作られた楊枝もすきだけれど
こんなにいい枝ぶりなのに
ちょっともったいないなと思う

楊枝のパッケージに
もともとはこんな素敵な枝なんです
って写真でもつけて
みんなに知らせてあげたいくらいです
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by hibinoutakata | 2008-09-09 16:20 |